アクセスアップ講座≪予備講習≫

<<アクセスアップ講座TOP 前の講義へ戻る 次の講義へ移動
予備講習
− 現状を正しく理解する −

正しいアクセス状況を把握してますか?

≪予備講習≫最後の講義です。

この章の冒頭で「アクセスアップ対策の効果は、必ず実施以前の数値データと比較」と言いました。
では実施以前の数値データとは何を指すのでしょうか?

それはアクセス数です。

みなさんご存知とは思いますが、アクセス数を簡単に説明すると「訪問者や閲覧者の人数」・・・いわゆる人気のバロメーターです。
みなさんが食料や日用品などの買い物で利用するスーパーで例えるなら、「アクセス数=来店人数」と言ったところでしょうか。
ここで「来店人数」というものを検証してみましょう。

「アクセス数」に潜む様々な数値

来店人数とはその名の通り、「来店した人の数」ですね。ここで注目するのは来店した人の内訳です。
どのような人達がいるのでしょうか?
  • 毎日買い物に来ている人
  • 買い忘れをして同じ日に2回、買い物に来た人
  • 週に1回買い物に来ている人
  • 最近近所に引っ越してきて初めて買い物に来た人・・・など
店舗入口で来店人数を単純にカウントすると様々な人達が含まれるわけです。
同様にアクセス数にも様々な人達が含まれています。
「うちのサイトは1日1000アクセスあるんだ」と言っても、カウントの仕方で意味合いが変わってしまうのです。
  1. 単純にトップページが表示された回数をカウントしている ⇒ ページビュー*1カウント
    ※このカウント方法は「ページが表示されることを基準」としているので同一人物による複数表示でもリロードでも1回ずつカウントしてしまう。

  2. ある一定期間(時間)は2回目以降の訪問をカウントしない ⇒ ユニークユーザー*2カウント
    ※このカウント方法は「IPアドレス*3」や「cookie*4」で訪問者を特定し、設定した時間内は何度訪問してもカウントは1回とする。
ここは結構重要です。同じ「1日1000アクセス」でも、1.と2.の方法では全く違います。
あなたが知っている自分のサイトのアクセス数はどちらの方法でカウントしているのでしょうか?
アクセスアップの目的を「ユーザー(利用者)を増やすため」としているのなら、2.の方法を推奨します。
(ちなみに筆者が運営に関わるサイトは2.の方法をとっています。)

「アクセス数」のカウント方法

ところで、みなさんは「アクセス数」をどのような方法で取得してますか?
一般的には、アクセスカウンタ*5をトップページに設置して毎日確認されている方が大半でしょう(^^)
中にはアクセスアナライザ*6を使っていたり、サーバーのアクセスログ*7を確認している方もいるでしょう。
まだ、アクセス数を取得する方法を持ってない方は、アクセスカウンタの設置をオススメします。
アクセス状況を詳しく分析するという点ではアクセスアナライザアクセスログが適しています
しかし、ある程度の知識がないと設置・設定・データの見方など取扱いが難しいため、初心者がいきなり使うには少々無理があります。
ちなみにアクセスカウンタでもアナライザ並みにリファラ*8などのデータが見れる高機能タイプがあります。
  • アクセスカウンタやアクセスアナライザの入手方法
    大抵は、加入しているISP*9や契約しているレンタルサーバー業者側で、推奨のアクセスカウンタを用意しています。
    ISPやレンタルサーバー業者に確認して見ると良いでしょう。
     ※【@nifty】は推奨のカウンタが用意されています。

    またレンタルサーバーによっては最初からアクセスアナライザが導入されている場合もあります。
     ※【ロリポップ!】は最初から設置されてます。また、アクセスログも取得可。

    デザインや機能面で気に入ったものが無い場合は、無料でアクセスカウンタやアクセスアナライザをレンタルしている業者があります。
     ※代表的なレンタル業者【忍者ツールズ】【1番星(無料カウンター)】【スゴいカウンター】【AccessAnalyzer.com】【ACR WEB】など

  • アクセスカウンタの長所・短所
    《長所》設置が簡単。すぐにアクセス数が確認できる。
    《短所》設置したページのアクセス状況しか確認できない。

  • アクセスアナライザの長所・短所
    《長所》サイト内のアクセス状況を詳細に確認することが出来る。
    《短所》(最初から設置されている場合を除き)設置・操作が難しい。ISPでは設置できない所が多い。

  • アクセスログの長所・短所
    《長所》サイト内のほぼ全てのアクセス状況データが確認できる。
    《短所》自分でログデータを解析するプログラム等を用意する必要がある。ISPでは取得できない所が多い。

※補足:
アクセスカウンタでも設置・設定にJavaScript*10やCGI*11などの知識を必要とする場合があります。
アクセスカウンタは「2重カウント防止機能」が付いているものを選ぶと良いでしょう。

理想的なアクセス数の把握

アクセスカウンターをお使いの方は大抵、トップページにだけ設置してますよね。
これではトップページ以外のページのアクセス状況は知ることができません。
理想はサイト全体(全ページ)のアクセスデータを取得できる環境を整えることです。
理由は全てのユーザーがトップページから来ている訳では無いからです。(後の講義で詳しく説明します)
また、サイト内の人気ページや人気コンテンツを把握できるので、とても便利です。
使っているサーバーの環境やISPの使用条件などを確認した上で、全ページのアクセス状況取得にチャレンジしてみて下さい。

用語解説

       
  • ページビュー*1
    サイト内のwebページが表示された回数。【PV】と表現する場合もある。
    例として「私のサイトは1日に1万PVある」と言われた場合はそのサイトで「1日にwebページが1万回も閲覧されている」と解釈すれば良い。

  • ユニークユーザー*2
    「データ上、重複していない利用者」の意味。
    ページビューが「表示された回数」を表すのに対して、ユニークユーザーとは「ある期間に訪れた利用者の数」を表すことが多い。
    類似した単位で【visit:ビジット】という、ユーザーがサイト内で行なう一連の行動(ユーザーが閲覧したページの流れ)をまとめて1単位とするものがある。

  • IPアドレス*3
    インターネットやイントラネットに接続されたPC1台1台に割り振られた識別番号のこと。
    「58.0.108.2」のように0から255までの10進数の数字を4つ並べて表現されています。

  • cookie*4
    webページ(サイト)が訪問者が訪れた履歴を認識するために、訪問者のブラウザに対して独自の認識情報を記録させる機能。
    掲示板や会員制サイト等でよく使われている機能。「クッキー」と読む。

  • アクセスカウンタ*5
    一般的な機能として、webページが何回表示されたか、またはwebページに何人訪れたかをカウントおよび表示するプログラムやツール。

  • アクセスアナライザ*6
    一般的な機能としてページアクセス数、ファイル・日別・時間帯・リンク元などのアクセス数、検索ワード・閲覧ブラウザ・言語などグラフで統計レポートを表示するプログラムやツール。

  • アクセスログ*7
    サーバーにアクセスしてきた情報を記録したテキストデータ。アクセス解析を行う上で重要なデータである。
    アクセスアナライザ等の解析ツールやプログラムで見るのが一般的。「生ログ」とも言う。

  • リファラ*8
    リンク参照元(そのページに来るきっかけとなった前ページのリンク)URLなどの情報。
    リファラを解析することで、そのページに訪れた経緯を知ることが出来る。

  • ISP*9
    インターネットサービスプロバイダの略。みなさんが利用しているインターネット接続業者の事。

  • JavaScript*10
    インターネット上で使用できる簡易プログラム言語の1種。「ジャバスクリプト」と読む。
    JavaScriptによって命令が組み込まれているwebページをブラウザが読み込むと、ブラウザの動きがコントロールされる。
    具体的には、別窓を開かせて広告サイトを表示させたり、アクセスする時間帯によってメッセージを変更したりできる。

  • CGI*11
    Common Gateway Interface(コモン・ゲートウェイ・インターフェイス)の略。ユーザーの要求でサーバーのデータを表示させる機能。
    JavaScriptがwebページの要求によりブラウザ側でスクリプト処理を実行するのに対して、CGIはブラウザからの要求によりサーバー側でスクリプト処理を実行する仕組み。プログラム自体はPerl(パール)と呼ばれるスクリプト言語で作られている。
    CGIの仕組みを利用した代表的なプログラムは、みなさんもよく使われる掲示板やアクセスカウンター、自動リンク集など。

<<アクセスアップ講座TOP 前の講義へ戻る 次の講義へ移動